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最適なフコイダン

モーゲージ業界は過去に例がないほど無責任なローンを作り出していた。 そして、デフォルト率が極端に低い新時代がいつまでも続くとの想定のもとで、裏付け資産のうち70パーセントがサブプライムであっても、発行する証券の80パーセントをトリプルA格とダブルA格のクラスが占める案件を組成することができた。
アナリストはこの現象を「埋め込みレバレッジ」と呼んだ。 CDOアナリストのジャネット・タバコリはサブプライム・モーゲージを裏付けの一部とする2種類のCDOのトリプルA格クラスを比較している。
表面上はよく似ているが、一方では、ポートフォリオのデフォルト率が2パーセントに達すると、トリプルA格クラスのうち2パーセントが格下げになるのに対して、もう一方では、ポートフォリオのデフォルト率が2パーセントに達すると、トリプルA格クラスのうち40パーセントが格下げになるという。 このような分析を行える投資家はほとんどいないし、それよりも何よりも、トリプルA格の格付けをみて、もっとくわしい分析が必要だと考える投資家すらほとんどいない。
それに、サブプラィム・モーゲージは種類がきわめて多く、固定金利から変動金利に変わるローン、第2順位モーゲージのローン、負の返済型ローンなどがあるので、モデルを構このように種類によって結果が違うのは、平均リスクが同じでも、高リスク商品の比率が極端に違う場合があるからだ。 ポートフォリオの構成がU字型になっていて、極端に高リスクの資産が少数あり、残りが高品質の資産であれば、高リスクの部分がデフォルトを起こしても、残り部分への影響は少ない。

これに対して、ポートフォリオが質の似通った資産で構成されている場合には、高リスク部分でデフォルトが起こると、ポートフォリオの他の部分に急速に波及すると予想される。 したがって、全体のリスクが似通っていても、状況が厳しくなったときの結果は、大きく違う可能性がある。
また、リスクの変化は直線的ではないと予想される。 徐々に変化するのではなく、突然、大きく変化する。
このため、モデルを適切に構築するのはきわめて難しい。 そのうえ、CDOマネジャーはさまざまな種類の金融商品を自由に組み合わせてCDOを組成することが多いので、どのCDOにも、高リスクの雑多な資産のなかに劣後資産が入っている可能性がある。
レバレッジの問題は、CDOスクエァード、つまりCDOのCDOによって一層複雑になっている。 多数のCDOから、販売がとくに難しい高リスクのクラスを集めて、低リスクのものから高リスクのものまで、いくつかのクラスのある新たなCDOを組成する。

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